きものの雑学

厄祝

厄祝

 厄年は、災いや苦しみに遭いやすいといわれる年齢。厄除けや厄払いでは、かつて鮫小紋の着物を着ることもありましたが、現在は厄払いのお参りをする程度になっています。身についた厄を落とすため、日頃から身に着けているものを捨てて厄を落としたという言い伝えがあり、このしきたりをお祝い事としたのが「厄祝」です。親しい人たちを招いてもてなし、自分の厄を持ち帰ってもらうというもので、地域によって異なる風習が残ります。