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【成人式】ママ振袖の準備はいつから?どこで相談?最低限確認すべきポイントを解説

ママ振袖準備3

成人式(はたちの集い)の準備をしている方の中には「ママ振袖」を着る予定の方もいることでしょう。
ママ振袖は、品質がよく人とかぶらない振袖を着られる点に魅力があります。

今回は「いつからママ振袖の準備をはじめればよいの?」とお悩みの方へ、準備を開始する時期から最低限確認すべきチェックポイント、相談できる場所などについてくわしく解説します。

親御さんの着物を着て成人式に参加したいお嬢様は必見です!

【成人式準備】「ママ振袖」・「姉振袖」とは?

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お母様が20歳の成人式で着用した振袖を「ママ振袖」と呼びます。

今から約20~30年前の振袖は品質のよいものが多く、数十年たっても問題なく着用できる振袖ばかりです。振袖に合わせる「帯」や「小物」を新しいアイテムに変えるなど、コーディネートを今風にアレンジして成人式に着用する方が増えています。

お母様の振袖ではなく、お姉さまが成人式に着用された振袖のことを「姉振袖」と呼びます。

お母様の振袖よりも新しいので、メンテナンス費用が安価に押さえられたり、アレンジする「小物」や「帯」の変更を最低限におさえられるのがメリットです。

ママ振袖の準備はいつからはじめるのがベスト?

ママ振袖準備

成人式でママ振袖を着る場合、いつ頃から準備をはじめるのがベストなのでしょう?

結論から言うと「成人式の1~2年前から」の準備がおすすめです。

ママ振袖は振袖がすでに手元にあることから、レンタルや購入よりものんびりする方が多いです。ただし、ママ振袖にシミがあったりサイズが大きくちがう場合はお直しに時間がかかります。シミ抜きに半年、寸法直しに半年かかることなどもあるので、早め早めの準備が大切です。

また、成人式当日の美容室の予約や前撮り撮影の予定をたてる必要もあるので、できる限り早めの準備がおすすめ。

ママ振袖を着用予定であっても、成人式の1~2年前には準備をはじめましょう!

成人式のママ振袖準備|最低限チェックすべきポイント3つ

ママ振袖準備2

成人式でママ振袖や姉振袖を着るときは、最低限チェックすべきポイントが3点あります。

ママ振袖を着る予定の方は、以下の3点を事前に確認しましょう。

【ママ振袖を着る前に!最低限確認すべきポイント】
①振袖にシミや汚れがないか
②振袖のサイズが合っているか
③振袖の着付けに必要な小物が揃っているか

ポイント①振袖にシミや汚れがないか

成人式でママ振袖を着る予定の方は、振袖にシミや汚れがないかをまず確認しましょう。

母親の振袖であるママ振袖は、着用から数十年経過していることがほとんどです。久しぶりにタンスから出すと、目立つところにシミや汚れがあることも。

【ママ振袖に多いトラブル】
・湿気などでシミ汚れがひどくなっていた
・クリーニングをせずにしまっておいたら、ファンデーション汚れが沈着していた
・食べこぼしの汚れが生地に染み込んで取れなくなっていた

ママ振袖にシミや汚れが見つかった場合は、できるだけ早く呉服専門店に相談しましょう。

振袖に目立つシミがあっても、シミ抜きと丸洗いで汚れがきれいになることも多いので安心してください。

ポイント②振袖のサイズが合っているか

ママ振袖を着る場合は、振袖のサイズがお嬢様に合っているかの確認も必要です。

時々「着物にサイズってないですよね?」とお問い合わせいただくこともありますが、着物にもサイズはあります!着用時の気崩れ、苦しい、気分が悪い、なども寸法が合ってないことが原因の場合があります。振袖をはじめ着物でも着る人の体型に合ったサイズを選ぶ必要があります。

お母様とお嬢様の身長や体型が大きくちがう場合は、振袖のサイズ直しが必要です。

たとえば振袖の丈の長さが足りなかったり、腕の長さが短かったりすると、着姿が美しくないうえに着崩れがおきやすかったり、動きにくかったりのデメリットがあります。

成人式で安心して振袖を着られるように、事前にママ振袖をお嬢様に合ったサイズに直すのがおすすめです。ただ全てのママ振袖で寸法直しが出来るかというとそう言う訳でもありませんが、寸法については着物のプロに確認してもらうのが一番確実なので、まずは呉服専門店に相談しましょう。

ポイント③振袖の着付けに必要な小物が揃っているか

ママ振袖一式をタンスから出したら、着付けに必要なアイテムが揃っているか確認しましょう。

振袖の着付けにはたくさんの小物類が必要です。足りないものがあると振袖姿が完成しないので、かならず必要なアイテムを事前にチェックしましょう。

以下の記事のチェックリストで確認するか、呉服店に所有アイテムを持参すれば足りないものをアドバイスしてもらえます。

<振袖の着付けに必要なものはこちらをチェック>
振袖を着るには何が必要?振袖のときの下着はどうする? 

着付け小物も年数が経つと、劣化してプラスティックの部分が折れてしまったり、シミなどで黄ばんだりする場合も。ママ振袖の小物は数十年経過しているアイテムがほとんどなので、使用に問題がないかも呉服店で見てもらうのがおすすめです。

さらにママ振袖をおしゃれに着こなすためには、小物をチェンジするなどアレンジを加えるのがポイント。ママ振袖にトレンド感のある小物を合わせることで、コーディネートがぐっと今っぽく生まれ変わりますよ。

<ママ振袖のリメイク・アレンジについて>
ママ振袖のリメイク相談なら【きもの宮下】

【ママ振袖準備】シミ抜きやサイズ直し、足りない小物はどこで相談する?

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タンスから出したママ振袖にシミがあったりサイズが合わない場合、また足りない小物があるときは、どこに相談すればよいのでしょうか?

ママ振袖の準備はプロに相談するのがおすすめ!

ママ振袖を準備するときは、着物のプロに相談しながら進めるのが安心です。

足りない小物はネットでも揃えられる場合がありますが、実際に着付け現場を担当している者からすると、使いづらい小物がたくさんあります。足袋のサイズ一つにしても、スニーカーとは異なりますので、店舗で実際のサイズや用途を教えてもらいながら、確認していただくのが一番かと思います。

振袖のシミ抜きやサイズ直しは店舗で相談する必要があります。とくにママ振袖のサイズ確認は、ふだん着物になじみがない方には難しいもの。プロに見てもらうことで、成人式でも安心してママ振袖を着られます。

シミ抜きやサイズ直しは呉服店などの専門店が安心

ママ振袖にシミがあったり、サイズがお嬢様の体型と合わない場合は、呉服店などの専門店に相談しましょう。

着物のシミ抜きは、街のクリーニング屋さんより着物専門の悉皆屋に頼むほうがきれいになる確率が高いです。呉服専門店にシミのあるママ振袖を持参して相談しましょう。

振袖のシミ抜きは費用が高くなることも多いですが、プロに相談すれば目立つ場所のシミ抜きだけを提案してくれたりと、予算に応じて対応してもらえます。たとえば、長襦袢は着用時には表に見えない部分になりますので、そういった部分のシミはあまり気にせず、丸洗いだけで行い、シミ抜きまではしなくていい場合もあります。

振袖のサイズ直しも、実際にママ振袖を着てどこのサイズがどのくらい合っていないかをプロの目で確認してもらう必要があります。足りない部分は仕立て直しをして、美しく着られるように直してもらいましょう。

サイズを直さずに着付けでなんとか調整できる場合もあるので、ママ振袖を専門店に持参して寸法をチェックしてもらうのがおすすめです。

ママ振袖の準備も「きもの宮下」におまかせ!

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今回はママ振袖の準備について、最低限チェックすべきポイントから準備をいつからはじめればよいか、ママ振袖の相談をどこでするかについて解説しました。お母様が着ていたママ振袖は上質なものが多いうえに、人とかぶらない個性を演出できるのが魅力。

きもの宮下では、ママ振袖のシミ抜きやサイズ直し、小物の買い足しやコーディネートのアレンジなど、毎年多くの方のママ振袖相談をお受けしています。直営のフォトスタジオでの前撮りから、成人式当日の提携美容室の手配まで、ママ振袖に関するお悩みもすべて安心しておまかせください。

>>きもの宮下のママ振袖リメイクについて

 

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