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振袖のレンタルと購入どちらを選ぶべき?メリット・デメリットとコスパを徹底比較!

登録日:2023.11.16

成人式振袖

振袖レンタル購入どっち0

成人式(はたちの集い)の振袖を選ぶにあたり、振袖のレンタルと購入のどちらがよいかでお悩みの方は多いです。

きもの宮下のお客様からも、

「振袖のレンタルと購入は結局どっちがお得なの?」
「自分たちの家族構成やライフスタイルに合ったほうを選びたい」

とのお声をよく聞きます。振袖のレンタルと購入では、コスパや手間など比較する項目が多いので悩みますよね。
一生に一度の振袖選びで後悔しないために、振袖のレンタルと購入のメリット・デメリットについてまとめました。

  • 振袖のレンタルと購入はどちらが多い?
  • 振袖をレンタルするメリット
  • 振袖をレンタルするデメリット
  • 振袖を購入するメリット
  • 振袖を購入するデメリット
  • 【振袖のプロが選ぶ】振袖レンタルと購入はどっちがお得?
  • 【番外編】成人式以外で振袖を着る機会とは?

レンタルと購入どちらがお得かの判断基準についても解説しますので、振袖準備の参考にしてみてください。

振袖のレンタルと購入はどちらが多い?

振袖レンタル購入どっち1

実際には、振袖のレンタルと購入どちらを選ぶ方が多いのでしょうか?

きもの宮下では、レンタル6:購入4の割合です。
レンタル振袖を選ぶ方が若干多い結果となりました。

レンタルと購入のどちらがお得かは人によって異なるので、これから解説するメリット・デメリットをもとに自分に合った振袖を選びましょう。

振袖をレンタルするメリット

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振袖をレンタルする場合のメリットは、主に以下の5つです。

【振袖をレンタルするメリット5つ】
①購入するよりリーズナブル
②トレンド柄など「今着たい振袖」を選べる
③クリーニングやメンテナンスの手間と費用がいらない
④保管場所がなくてもOK
⑤着た後はそのまま返却で気楽

①購入するよりリーズナブル

振袖をレンタルする最大のメリットは、コストを安く抑えられる点です。
振袖を購入するよりリーズナブルなので、低予算で振袖を用意することができます。

②トレンド柄など「今着たい振袖」を選べる

振袖レンタルなら、最新のトレンド柄の振袖を選べるのも魅力です。
振袖を購入する場合は、長く着られる流行りすたりのないデザインの振袖を選びがち。
その点レンタル振袖ならば、流行りの色柄の振袖など「今自分が着たい振袖」を着ることができます。

③クリーニングやメンテナンスの手間と費用がいらない

レンタル振袖は、振袖クリーニングやメンテナンスの手間と費用がかからないのもポイントです。振袖をはじめとする着物は、着用後にクリーニングなどのメンテナンスが必要となります。お手入れに出す度に時間と費用がかかるので、振袖の管理が大変な方にもレンタルはおすすめです。

④保管場所がなくてもOK

レンタル振袖であれば、振袖一式を保管するスペースが必要ありません
振袖・長襦袢・帯や小物一式を保管するためには、ある程度の収納場所がいります。賃貸で収納が少ない方や、着物が入るサイズのタンスがない方にも振袖レンタルは便利です。

⑤着た後はそのまま返却で気楽

レンタル振袖であれば、着用後にそのまま返却すればよいだけなので気楽です。
着物になじみのない方にとっては、振袖をたたむのも一苦労。レンタル振袖であれば、振袖を適度に整えてまとめればそのまま返却が可能。振袖のたたみ方がわからない方でも安心です。

振袖をレンタルするデメリット

振袖をレンタルするデメリットは、以下の4つがあげられます。

【振袖をレンタルするデメリット4つ】
①2回以上着るなら購入のほうが安いことも
②サイズがぴったりにはなりづらい
③体型によっては選べる振袖の選択肢が少ない
④最新柄やモデル着用柄はやや高額

①2回以上着るなら購入のほうが安いことも

振袖の費用が安く済むのがレンタルのメリットですが、2回以上着る場合は購入したほうがお得なこともあります。
妹がいる方や、卒業式や結婚式で振袖を着たい方は、その都度レンタルするとかえって高くつく可能性があります。

②サイズがぴったりにはなりづらい

レンタル振袖はすでに規定のサイズに仕立てられているので、体型にぴったりの振袖を着ることは難しいです。
マイサイズで仕立てる購入振袖とちがい、身長とスリーサイズを基準に自分の体型に近いサイズの振袖を選びます。身長が同じでも腕が長い人、ウエストが細い人など、体型は人によって異なるもの。しっかり自分に合ったサイズの振袖を着たい方は、マイサイズに仕立てる購入がおすすめです。

③体型によっては選べる振袖の選択肢が少ない

体型によっては選べる振袖の選択肢が少ないことも、レンタル振袖のデメリットです。
レンタル振袖の場合、どのお店も平均サイズの振袖がもっとも多くそろいます。大幅に身長が高い・低い場合など平均的な体型でない場合は、選べる振袖の数が少ないことが多いです。

④最新柄やモデル着用柄はやや高額

最新のトレンド柄やモデル着用のレンタル振袖は、相場より高額になる場合があります。
カタログ掲載の新柄はイチから色柄をデザインして型紙をおこすため、コストが多くかかっています。トレンドをおさえた人気の振袖を着たい場合は、予算を多めに設定しておきましょう。

振袖を購入するメリット

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振袖を購入するメリットは、主に以下の5点です。

【振袖を購入するメリット5つ】
①いつでも好きなときに着られる
②自分にぴったりのサイズで着られる
③2回以上着るならコスパがよい
④姉妹、将来的には娘や孫とも振袖を共有できる
⑤成人式の思い出を形に残せる

①いつでも好きなときに着られる

振袖を購入した場合、レンタルとちがっていつでも好きなときに振袖を着られるのがメリットです。
手元に自分の振袖があるので、成人式後も卒業式や結婚式など必要なときにいつでも振袖を着用できます。振袖は洋服とちがい長く着られるので、妹はもちろん自分の娘や孫の代まで振袖を残すことができます。

②自分にぴったりのサイズで着られる

振袖を自分にぴったりのサイズで着られることも振袖購入のメリットです。
自分のサイズに合った振袖は着姿が美しく、着崩れも少ないのが特徴です。マイサイズの振袖は着心地や動きやすさも抜群。着物に慣れていない方が美しく快適に振袖を着こなしたいなら、マイサイズに仕立てられる購入振袖がベストです。

③2回以上着るならコスパがよい

振袖を2回以上着る機会があるなら、購入のほうがレンタルよりコスパがよいことが多いです。
2回振袖をレンタルすると、購入とほとんど同じかそれ以上の費用がかかることがほとんど。成人式以外でも卒業式や結婚式で振袖を着る機会がありそうならば、購入したほうがコスパ◎です。

「成人式以外の振袖の着用シーン」については後述します。

④姉妹、将来的には娘や孫とも振袖を共有できる

振袖を購入するメリットとして、姉妹や自分の娘、孫に振袖をのこせることがあげられます。
妹がいる方は、姉妹で同じ振袖を共有する方が多いです。さらに振袖は長く着られるので、将来娘が生まれた場合は娘や孫の成人式で「ママ振袖」として振袖を共有できます。

⑤成人式の思い出を形に残せる

購入振袖はずっと手元にのこせるので、成人式の思い出として大切に保管することができます。
とくに振袖は母親や家族と選ぶことが多いので、成人のお祝いに両親が購入してくれた振袖は記念の品になります。数年後に振袖を見返したときに、きっとよい思い出になりますよ。

振袖を購入するデメリット

振袖を購入するデメリットは以下の4点があげられます。

【振袖を購入するデメリット4つ】
①レンタルよりは値段が高い
②クリーニングやメンテナンスの手間と費用がかかる
③保管場所が必要
④長く着たい場合は古典柄を選ぶことになる

①レンタルよりは値段が高い

振袖を購入する場合は、レンタルに比べると料金が高くなります。
購入振袖は着る方の体型に合わせてイチから仕立てるため、仕立て料金などが含まれるためです。購入で選べる振袖には柄を描くのに職人の技術や手間がかかっているものも多く、値段が幅広いのも特徴です。

②クリーニングやメンテナンスの手間と費用がかかる

購入振袖は、着用した後にクリーニングやメンテナンスの手間と費用がかかります。
レンタル振袖とちがい管理が必要なのは購入振袖の難点のひとつです。ただし、現代では汚れをはじく加工などさまざまな技術が開発されています。振袖のお手入れに不安がある方は、購入時にお店へ相談してみてください。

>>振袖購入後のメンテナンスも安心!宮崎市の振袖なら「きもの宮下」

③保管場所が必要

振袖を購入した場合は、振袖一式を保管するスペースが必要です。
成人式で着用した後は、振袖・長襦袢・帯と和装小物一式を収納します。振袖類はタンスにしまい、小物一式は収納ケースなどに入れてタンスの上などに置く方が多いです。「和箪笥や桐箪笥がない」という方も多いですが、洋服用のタンスにしまえばOKなので安心してください。

④長く着たい場合は古典柄を選ぶことになる

購入振袖の場合、長く着ることを考えて伝統的な古典柄を選ぶ方が多い傾向にあります。
一度しか着ないレンタル振袖とちがい、購入振袖は年齢が上がってから着ることも考慮して色柄を選ぶ必要があります。伝統的な古典柄であれば、何年経っても流行りすたりがないので長く大切に着ることができます。

【振袖のプロが選ぶ】振袖レンタルと購入はどっちがお得?

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振袖のレンタルと購入の特徴がわかったところで「結局どっちがお得なの?」という方もいるかと思います。

長年成人式の振袖選びのサポートをしてきた振袖のプロが、どちらがお得か解説します。

1回しか着ないなら圧倒的に「レンタル」がお得!

振袖を1回しか着る予定がないなら、圧倒的に「レンタル」のほうがお得です。

振袖レンタルと購入では、価格に大きな差があります。レンタル振袖は約20万~30万円、購入振袖は約35万~60万円ほどが相場価格です。振袖を成人式だけでしか着ない方は、レンタル振袖のほうが費用を安くおさえられます。

リーズナブルに振袖を用意したい方は、振袖レンタルを選ぶのがおすすめです。

2回以上着るなら「購入」のほうがお得になりやすい

振袖を2回以上着る予定があるなら「購入」のほうがお得になる確率が高まります。

振袖レンタルで人気の価格帯は25万円ほど。振袖を購入するときの相場が35万円ほどからなので、2回レンタルするよりは購入したほうがコスパがよくなるケースが多いです。

たとえば姉妹が成人式で同じ振袖を着る場合や親戚の結婚式で振袖を着たいという方など、成人式以外にも振袖を着る予定のある方は購入のほうがお得です。

振袖の相場については、以下の記事でくわしく解説しています。
>>【最新】成人式・振袖の「相場価格」を解説!レンタル振袖の値段が上がっている?30万円は高い?

【番外編】成人式以外で振袖を着る機会とは?

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振袖のレンタルと購入を決めるときは「振袖を着る回数」が重要なポイントです。

「成人式以外で振袖を着る機会ってあるの?」という方に向けて、振袖の着用シーンを紹介します。

【振袖の主な着用シーン】
①成人式
②卒業式の袴に合わせて
③親戚や友人の結婚式
④結納や顔合わせ
⑤茶道やお琴など和のお稽古

成人式後のもっとも早い振袖着用シーンは、大学や短大の卒業式です。振袖を持っていれば、あとは袴を用意するだけで卒業式の装いが完成します。

結婚式に出席するときも華やかな振袖姿はぴったりです。その他結納や両家顔合わせで着用したり、茶道の初釜や和のお稽古事の発表会などでも振袖着用の機会があります。
さらに
姉妹のいる方は、同じ振袖を共有することでそれぞれの成人式だけでも最低2回着用することになります。

振袖のレンタルと購入でお悩みの方は、振袖の着用機会もぜひ参考に検討してみてください。

まとめ

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成人式での振袖は、レンタルと購入それぞれにメリットとデメリットがあります。レンタルは手軽でリーズナブル、購入は好きなときに好きなだけ思い入れのある振袖を着用できるのが魅力です。振袖を着るのが1回のみならレンタルが経済的でおすすめ。2回以上の着用を考えるなら購入がコスパ抜群です。レンタルと購入のどちらかを選ぶときは、予算や着用頻度、保管方法や思い出の重要性などを考慮し、自分に合ったほうを選びましょう。

きもの宮下では、振袖のレンタル・購入どちらもお好みに合わせてお選びいただけます。伝統的な古典柄振袖からトレンドをおさえた最新柄まで、幅広い振袖ラインナップが魅力です。振袖レンタルと購入でお悩みの方が納得のいくまでご相談にお答えしますので、ぜひお気軽にご来店ください。

>>成人式の振袖なら!宮崎市「きもの宮下」

>>ご来店予約はこちらから

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