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ママ振袖を蘇らせるママ振コーデの注意点

登録日:2025.01.27

成人式振袖

先日芦田愛菜さんご着用の総刺繍の振袖についてブログで記載したところ、たくさんのお問合せをいただきました😊💓情報発信があまり得意ではなく、ちょこちょことブログを書いたり、ご来店いただくお客様にお伝えすることくらいしかしてこなかったので、たくさんの方にご覧いただいているんだなと嬉しくなると同時に、ちゃんとしたことを書かないとなと思いました💦

そのお話の続きになるのですが、最近ママ振袖のお客様が何名か続きまして、ママ振袖を拝見すると、昔は上等の振袖を制作していたんだなと思うことが多々あります。それこそ芦田愛菜さんにご着用いただいたような総刺繍の振袖や、また別の時に芦田愛菜さんがご着用されていた最高級の総絞り振袖のような、逸品振袖をお持ちいただくお客様も多くいらっしゃいます。今のレンタル振袖と比べる物でもないのですが、作り方も、見た目も、色も、生地も全く別物で異なりますし、真剣に物作りをしていたことが感じられる、そんな着物を多く拝見します。今の振袖の多くは機械を使用したプリント方式になっております。その方式でしか表せない色合いもありますし、どっちがいい悪いではないのですが、見とれる芸術性というのはやはり昔ながらの手作りにしか出せない味というのを感じます。そこで、せっかくママ振袖が手元にあるのであれば、コーディネートで蘇るようなそんなコーディネートが出来ればと思いますので、注意点を5つ書いてみようと思います。

ママ振袖(母親の振袖)をコーディネートする際に注意すべきポイントを5つ

①振袖の状態チェック(シミ・黄ばみ・サイズ)

ママ振袖準備6

長期間保管されていた振袖は、シミや黄ばみが発生している可能性があります。着用前に専門店でクリーニングやシミ抜きを依頼し、サイズが合わない場合は仕立て直しも検討しましょう。サイズ直しは、出来ない場合も多いです。着用しようと思っていた振袖が着用できなかったとなると全部の予定に狂いが生じます。なるべく早めに専門店で実際に羽織って、確かめましょう。

ミニ知識:シミや黄ばみは湿気からきます。絹に湿気は大敵です。また絹に虫はきません!なので防虫剤は必要ないのです。ウールの入った腰紐や、ウールの着物などと一緒のタンスに保管したりするとウールに来た虫が間違って絹を食べてしまうことがあるんです。なので、絹とウールは保管を分けましょう。

②小物の組み合わせのバランス

ママ振袖アレンジの仕方13

寸法や状態のチェックが済んだら次は小物のコーディネートです。昔の袋帯や小物は、デザインが古典的な場合が多いため、最新のトレンドをうまく取り入れた帯揚げ・帯締め・重衿を選ぶことで、現代風にアレンジしやすくなります。ただあまりに現代風の小物を合わせると、そこだけが浮いたようになる場合もあるので、色や柄の調和を考えながら、個性を引き立てるアイテムを選びましょう。

③振袖の色柄と本人の雰囲気のマッチング

振袖何が必要7

母親が選んだ振袖が、現在の本人の肌の色や雰囲気に合うか確認が必要です。顔映りがイマイチな場合には、半衿を工夫するなどして顔映り良くして、その上でメイク、小物の色でバランスを取る工夫が大切です。

④帯のコーディネートの見直し

振袖何が必要6

袋帯を購入またはレンタルされる方も多いです。伝統的な帯をそのまま使うと重厚感が出すぎたり、今の糸の色と違うためどうしても古い印象になる場合があります。また今の振袖の帯より短い場合が多いので、帯の結び方や柄の出し方を工夫して、現代的な雰囲気に調整することが重要です。新しい帯を取り入れる場合には、他の小物との調和も考えて、プロと一緒に色々と試してみるといいと思います。

⑤ヘアメイクとのトータルコーディネート

クラシックな振袖に、ワンポイントで現代風の髪飾りを使用したり、流行りのメイクやヘアスタイルを取り入れたりすることで、振袖の重厚感を少し柔らかく見せることもできます。あえて、日本髪にすることで、大正ロマンのような雰囲気を作り出すこともできます。色々アレンジして楽しみながらトータルでコーディネートすることをおススメします!
これらのポイントを意識することで、思い出の詰まったママ振袖を、自分らしく素敵に着こなすことができます。

 

当店では、ママ振袖のご相談も承っております!レンタルもできますし、購入もできます。一度、全てお持ちいただいて拝見させていただければ、ご要望に沿ったご提案をさせていただきますので、まずは気軽にお問合せください😊

 

>>【宮崎市】成人式の振袖なら・きもの宮下

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