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ママ振袖の相談は早めが肝心!成人式でママ振りが人気の理由からアレンジ方法まで徹底解説

登録日:2025.04.22

成人式振袖

ママ振袖相談早め

お母様、お祖母様から受け継いだ大切な振袖「ママ振袖」。高品質な生地や染色、人とかぶらないデザインなどがママ振袖の魅力です。近年、ママ振りの魅力が見直され、成人式で着用する方が増えています。

この記事では、ママ振袖が人気の理由から、成人式に向けての準備、今風のアレンジ方法まで、詳しく解説します。成人式でママ振袖を着たいと考えている方はぜひ参考にしてください。お母様の思い出こもるママ振袖で、あなたらしい素敵な成人式を実現しましょう。

ママ振袖が人気を集める理由

ママ振袖相談早め1

最近では、ママ振袖が改めて注目を集めています。

宮下に振袖の下見にいらっしゃるお客様の中にも、イメージする振袖にママ振袖風の振袖画像をお持ちの方も多く見受けられます。ママ振袖が人気を集めるポイントについてみていきましょう。

時代を越えて愛される古典柄

20~30年前のママ振袖は、多くが伝統的な古典柄です。古典柄の振袖は、時代を超えて多くの人々を魅了し続けています。

ママ振袖が人気の理由のひとつは、日本の伝統美を感じさせる優雅なデザインにあります。古典柄の振袖には、吉祥文様と呼ばれる縁起の良い柄が用いられることが多く、成人という人生の門出を祝う意味も込められています。例えば、松竹梅は長寿や繁栄を象徴し、鶴や亀は健康や幸福を願う意味があります。伝統的な古典柄は着る人の内面的な美しさを引き立て、格式高い雰囲気を演出します。

また、古典柄は流行に左右されにくいため、何年経っても色褪せない美しさを保ちます。親から子へ、子から孫へと受け継がれることで、家族の歴史を繋ぐ架け橋となるでしょう。古典柄の振袖は、日本の文化と美意識が凝縮された、まさに芸術品とも言える存在です。

人とちがったデザインの振袖でかぶらない

成人式では、多くの人が同じ時期に購入・レンタルした振袖を着るため、どうしても他の人と似たようなスタイルになってしまうことがあります。

しかし数十年前に作られたママ振袖なら、人と違う個性的な着こなしを楽しむことができます。ママ振袖は、現代の振袖にはない独特の色使いや柄のデザインが特徴です。例えば、昭和レトロな雰囲気の色合いや、手描きの温かみのある柄、無地感のすっきりしたデザインなどは、現代の振袖にはなかなか見られないものです。

さらに、小物や帯のアレンジ次第で、さらに個性を際立たせることが可能です。例えば、レースの半襟や、パール・ビジュー付きの帯締めなどを合わせることで、より一層自分らしいスタイルを演出できます。ママ振袖は、他の人とは違う、自分らしさを表現したいと考える人にぴったりの選択肢です。

費用を抑えられる

振袖一式を新たに購入する場合、にはそれなりの、高額な費用がかかることが一般的です。

しかし、ママ振袖を活用すれば、振袖一式を揃えるより費用を大幅に抑えることができます。振袖本体は既にあるため、新たに購入する必要はありません。必要なのは、サイズ直しやクリーニング代、そして、トレンドに合わせた小物類を揃える費用程度です。サイズ直しやクリーニングの費用は、振袖の状態やお店によって異なりますが、一般的には数万円程度で済みます。

費用を抑えながらも、自分らしい素敵な成人式を迎えることができるのが、ママ振袖の大きな魅力の一つです。賢く節約して、他のことに費用を充てることもできます。

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家族の思い出を共有できる

ママ振袖には、家族の思い出が詰まっています。

成人式でママ振袖を着るということは、単に振袖を着るだけでなく家族の歴史や愛情を受け継ぐという意味合いも持ちます。お母様が成人式で着た振袖を自分が着ることで、ママとの繋がりをより強く感じることができます。また、振袖にまつわるエピソードを聞いたり、写真を見たりすることで、家族の思い出を共有することができます。成人式後も、振袖は大切な家族の宝物として、代々受け継がれていくでしょう。

また振袖は親子三代にわたり着ることも可能です。将来、自分の子供が成人式を迎える際にその振袖を着せることもできます。ママ振袖は単なる衣装ではなく、家族の愛情と歴史を繋ぐ大切なアイテムなのです。

早めの相談が安心!成人式に向けてのママ振袖準備ステップ

ママ振袖相談早め2

成人式でママ振袖を着る方の中には「すでに振袖があるから準備はギリギリでいいかな」と思っている方もいるかもしれません。

しかし、ママ振袖でも成人式に向けて準備すべきことは数多くあります。一般的な振袖の準備と同じく、成人式の2年前を目安に動き出すことをおすすめします。

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まずは振袖の状態をチェック

まず最初に行うべきことは、ママ振袖の状態を詳しくチェックすることです。

長年保管されていた振袖には、シミや汚れ、虫食いなどが発生している可能性があります。特に、衿や袖口、裾などは汚れていることが多い部分なので、念入りに確認しましょう。また、生地の傷みや変色などもチェックしておきましょう。振袖全体を広げて確認するのがおすすめです。

もし、状態が悪い場合は、早めに専門店業者に相談することをおすすめします。シミ抜きは汚れの度合にもよりますが、数か月~半年ほどかかることも。成人式直前になるとシミ抜きが間に合わなくなる可能性もあるので注意が必要です。

振袖の状態を把握することで、必要なメンテナンスやクリーニングの内容を判断することができます。早めに状態をチェックすることで、成人式までに十分な準備期間を確保できます。

サイズ直しやしみ抜きの相談

振袖の状態をチェックした結果、サイズが合わない、またはシミや汚れが気になる場合についてです。

サイズ直しは、身丈や裄丈などを調整する必要がある場合があります。特に、お母様とお嬢様の身長と体型が大きく違う場合は、大幅なサイズ直しが必要になることもあります。振袖を持参のうえ専門店に相談に行き、お嬢様に合うサイズへの仕立て直しを依頼しましょう。サイズによってはご着用が出来ない場合もありますので、ぜひ早めの相談をしてみてください。

またシミ抜きは、専門的な技術が必要な作業です。振袖は絹なので自宅で洗うことは出来ません。必ず専門店業者に依頼しましょう。お店を選ぶ際には、振袖の扱いに慣れている、実績のあるお店を選ぶことが大切です。たとえば呉服専門店に相談すれば着物専門のしみ抜き屋、悉皆屋に出してもらえるのでもっとも安心でしょう。

サイズ直しやシミ抜きをする場合は見積もりをしっかりと確認し、納得のいく価格で依頼するようにしましょう。また、納期も確認しておきましょう。成人式直前になると、混み合って納期が遅れる可能性があるので早めに相談することをおすすめします。

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帯や小物をトレンドデザインにアップデート

ママ振袖を現代風に着こなすためには、帯や小物をトレンドデザインにアップデートすることが重要です。

帯は、振袖の印象を大きく左右するアイテムです。現代的な柄や色合いの帯を選ぶことで、振袖全体が垢抜けた印象になります。また、帯締めや帯揚げなどの小物も、トレンドを取り入れることで、さらに洗練された着こなしになります。

例えば、パールの伊達衿や帯締め、レースの帯揚げなどは、トレンド感がありつつ上品で可愛らしい印象を与えます。小物を選ぶ際には、振袖の色柄とのバランスを考慮することが大切です。全体の色味を統一したり、差し色を効果的に使ったりすることで、まとまりのあるコーディネートになります。

SNSや雑誌などを参考に、最新のトレンドをチェックしてみましょう。自分らしい個性を表現できる、お気に入りの小物を見つけてください。

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前撮り撮影で思い出を形に

成人式の思い出を形に残すために、前撮り撮影はぜひ行っておきたいものです。

プロのカメラマンに撮影してもらうことで、最高の思い出を美しい写真に残すことができます。前撮り撮影では、成人式当日とは違うヘアスタイルやメイクで、様々な表情を撮影することができる点が魅力です。

撮影スタジオを選ぶ際には、振袖の扱いに慣れている、実績のあるスタジオを選ぶことが大切です。事前にスタジオの雰囲気や、撮影プランなどを確認しておきましょう。

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ママ振袖で必要な小物一覧

ママ振袖を着る際に一般的に必要となる小物は以下の通りです。

【ママ振袖を着るために必要なもの】

①振袖
②長襦袢
③袋帯
④帯締め
⑤帯揚げ
⑥重衿
⑦衿芯
⑧伊達締めまたはマジックベルト×2
⑨腰紐×5~6
⑩コーリンベルト
⑪前板
⑫後板
⑬振袖用帯枕
⑭三重仮紐
⑮和装スリップ(肌着)
⑯足袋
⑰草履
⑱バッグ
⑲髪飾り
⑳ショール
㉑補正用タオル×6

これらの小物は、振袖を着るために必要な基本的なものです。ママ振袖に付属しているものがあれば、新たに購入する必要はありません。不足しているものや、状態が悪いものがあれば、早めに準備しておきましょう。

また、最近では、レースの半衿や、パールの帯締めなど、トレンドを取り入れた小物も人気があります。自分らしい個性を表現できる小物を探してみましょう。着付けを依頼する場合には、事前に必要な小物を伝えておくと、当日スムーズに着付けをしてもらうことができます。

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ママ振袖は今風アレンジで個性を輝かせる

ママ振袖はトレンドの小物やヘアメイクを取り入れることで、ぐっと今風な着こなしができます。

自分らしい小物アレンジで振袖コーディネートを楽しみましょう。

半衿や重ね衿で差し色・トレンド感をプラス

半衿や重ね衿は、顔周りを華やかに彩る重要なアイテムです。

ママ振袖を今風に着こなすためには、これらのアイテムで差し色をプラスするのがおすすめです。半衿は、長襦袢の衿に縫い付けるもので、色や柄によって印象が大きく変わります。例えば、赤やピンクなどの明るい色の半衿を合わせると、顔色が明るく見え、華やかな印象になります。また、レースや刺繍が施された半衿は、上品で可愛らしい印象を与えます。

重ね衿は、振袖と長襦袢の間に挟むもので、重ねて色を見せることで、コーディネートに奥行きが生まれます。今はパールやレース、フリル等のついた重ね衿もトレンドです。重ね衿の色は、振袖の色と相性の良い色を選ぶのが基本ですが、あえて反対色を選ぶことで、個性を際立たせることもできます。半衿と重ね衿の色や素材を組み合わせて、自分だけのオリジナルスタイルを演出しましょう。

帯締めや帯揚げで遊び心をプラス

帯締めや帯揚げは、コーディネートに遊び心を加えることができるアイテムです。

ママ振袖を今風に着こなすためには、これらのアイテムで個性を表現するのがおすすめです。帯締めは、帯の中央で結ぶ紐で、色や素材、結び方によって印象が大きく変わります。最近では、パールやビーズがあしらわれた帯締めなども人気です。

帯揚げは、帯の上部にちらりと見える布で、色や柄によってコーディネートのアクセントになります。絞りや刺繍が施された帯揚げや、グラデーションカラーの帯揚げなど、様々な種類があります。最近ではレースタイプの帯揚げなども人気。小物で洋風の雰囲気を取り入れて、コーディネートにトレンド感を取り入れるのもおすすめです。

ヘアスタイルとメイクでトレンド感を演出

ヘアスタイルとメイクは、振袖姿全体の印象を大きく左右するポイントです。

ママ振袖を今風に着こなすためには、トレンド感を取り入れたヘアスタイルとメイクが欠かせません。振袖のヘアスタイルは、アップスタイルが昔からの定番ですが、最近ではダウンスタイルや編み込みアレンジなども人気があります。髪飾りは、生花やドライフラワー、水引など様々な種類があります。振袖の色柄や、ヘアスタイルに合わせて髪飾りを選びましょう。

メイクは、丁寧なベースメイクを基本としたメイクが基本ですが、ポイントメイクで個性を出すのがおすすめです。例えば、アイシャドウやリップにトレンドの色やパーソナルカラーを取り入れたり、ラメやグリッターを使って華やかさをプラスしたりするのもよいでしょう。ヘアスタイルとメイクは、事前になりたい髪型とメイクの画像などを準備して、イメージを共有しておくことが大切です。

ママ振袖の注意点と対策

ママ振袖相談早め5

ママ振袖を着る際の注意点と対策もチェックしておきましょう。

サイズが合わない場合の対処法

ママ振袖を着る際に最も注意すべき点は、サイズが合わない場合です。

同じくらいの体型や身長だから大丈夫!が一番危険です。昔と今と着付けも異なりますので、お仕立て上がりのサイズが異なります。同じ身長や体重であっても一度専門店で確認してもらうと、当日安心して臨めますのでおススメ!

お母様とお嬢様の身長や体型が大きく異なる場合は、サイズ直しが必要になります。専門店に依頼して身丈や裄丈、身幅などを調整してもらうことで、自分にぴったりのサイズにすることができます。

サイズ直しが難しい場合は、着付けの際に工夫することで、ある程度カバーすることも可能です。例えば、腰紐の位置を高くしたり、帯の位置を調整したりすることで、着姿を美しく見せることができます。ただし、着付けでカバーできるケースはお母様とお嬢様のサイズが大きく違わない場合のみ。基本的にはお嬢様に合ったサイズに直した方が、美しく着こなせて着崩れも防げます。

サイズが合わないからといって諦めずに、まずは専門店に相談しましょう。ブーツでカバーしたりなど、裏技を教えてくれるかも!

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シミや汚れが気になる場合のクリーニング

長年保管されていたママ振袖には、シミや汚れが定着してしまっている可能性があります。

シミや汚れが気になる場合は、クリーニングに出すことをおすすめします。クリーニングは、振袖専門の業者に依頼するのが安心です。振袖の生地や汚れの種類に合わせた適切な方法でクリーニングしてもらうことができます。シミ抜きは、専門的な技術が必要な作業なので、自分で行うのは避けましょう。

クリーニングに出す際には、見積もりをしっかりと確認することが大切です。また、納期も確認しておきましょう。成人式直前になると、混み合って納期が遅れる可能性があるので、早めにクリーニングに出すことをおすすめします。

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小物合わせのポイント

ママ振袖を今風に着こなすためには、小物合わせが非常に重要です。

小物を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

  1. 振袖の色柄とのバランス
  2. トレンド感
  3. 自分に似合う色合わせと個性の演出

振袖の色柄と相性の良い色や素材の小物を選ぶことが基本です。全体の色味を統一したり、差し色を効果的に使ったりすることで、まとまりのあるコーディネートになります。

また、最新のトレンドを取り入れることで、振袖姿が垢抜けた印象になります。SNSや雑誌などを参考に、トレンドをチェックしてみましょう。

そして、何よりも大切なのは、自分に似合う色合わせで自分の個性を表現することです。自分らしい色や柄の小物を身につけることで、より一層魅力的な振袖姿になるでしょう。

まとめ:ママ振袖で最高の成人式を

ママ振袖相談早め6

ママ振袖は、家族の思い出が詰まった大切な宝物です。時代を超えて受け継がれてきた振袖を成人式で着ることは、家族の絆を深める素晴らしい機会となります。ママ振袖も今風にアレンジすることで、自分らしい個性を輝かせることができます。半衿や重ね衿で差し色をプラスしたり、ヘアスタイルやメイクでトレンド感を演出したり、帯締めや帯揚げで遊び心を加えたりすることで、より一層魅力的な振袖姿になるでしょう。

サイズが合わない場合やシミや汚れが気になる場合は、専門業者に相談して、適切な対処を行いましょう。早めの準備と、丁寧なメンテナンスを心がけることで、最高の成人式を迎えることができます。きもの宮下では、ママ振袖のサイズ直し、小物選び、そして前撮り撮影から当日の着付けヘアメイクまで、成人式に必要なすべてをサポートさせていただきます。ぜひお母様から譲り受けた大切な振袖を着て、最高の成人式を迎えましょう。

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